私の本分

いまこそひとつになるとき!!  誰しも同じことができるわけではない。  境遇も全て違う。

できることに限りもある。  まして自衛隊のような激務など。  それぞれの係わりかたでいい。

それぞれの頑張り方でいい。  私は私なりの、子供は子供なりの、仙台FCは仙台FCの頑張り方をする。

わたしは、今できること、ひとつになることとはそう捉える。  

そして、できることをやり、被災地や被災者のことを気に掛けながら、自分がしなければならないことをする。

選手達は学生だ。 学生の本分は勉学です。 そして趣味を持ち励み、技を競い、自らを育ませる。

我々亡き後の日本を担う君達に、いまこそしてもらわなければならないのは、当たり前にがんばること。

いままで通りを早く取り戻すべく、当たり前にがんばること。 

いまの君達に何ができる。 瓦礫撤去、ライフラインの復旧作業、重機の操作、遺体捜索・・・。

極端な選択だが今の君達の力ではこれらの支援や復興には到底お力添えなどできるわけがない。

だから、・・・大人になったら返して上げればいいんだよ。 背伸びしたところで何のお返しにもならないのだから。

いまはやるべきことをやっていつか逞しい日本人になって、いまのこの恩返しをできるように、力をつけるんだ。

君達が力をつけた頃には、恩返ししなければならなかった人はもうすでにこの世にいないのかもしれない。

いいんだよ。 特定の誰かに返すことじゃなくて。 受け継がれていくことで、誰しもが報われるのだから。

・・・サッカーしよう!  何度も言うけど、やっぱサッカーをしよう!!

私の本分は、日本人であること、社会に従事すること、仕事をすること、納税、・・・。

いや、私の本分は、君達の本分に身命を賭して応援すること!!

君達にサッカーをさせないでおいて、何が本分か!  

・・・  ということで。  肯定はしません。 自粛の最中、大変申し訳ないことも承知。

言い訳がましいかもしれませんが、微力ながらボランティアも同時進行で行っております。

・・・ボランティアの真似事でしかないかもしれませんが、選手達も手伝ってくれています。

・・・  ということで。  本分もがんばっています・・・  えっと・・・遠征に行ってきました。

事後報告ですが。   神奈川に。 ・・・ あと、新潟にも。   不謹慎でしたでしょうか。

言わなきゃ良いのでしょうが、黙ってられません。 こんな素敵な体験を忘れてはいけません。

たくさんの勇気と元気を頂いてきました。 このアクションは決して無駄ではありませんでした。

むしろ、いま必要とされている絆を確かめる事ができました。 

こんなときだったからこそ、生活も食事も試合でさえも、いままで通りの普通のことが実はそうではないこと。

困難な境遇でなければ教えられない、本当の意味での心を豊かにすること。

 

未来を託す、仙台FCの子供たちに豊かな心を育ませること、これもひとつの復興かと思うのでした。
  

Published on 2011.04.19 at 12:58 by Sendai FC Staff

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