がんばってください・・・かならず、がんばります

秋田県のトップスポーツ5チームによって形成された、秋田県トップスポーツチーム連携支援活動。

3月22日、宮城に直接救援物資を届けるべく、バスにたくさんの物資を積んで来て頂きました。
( 活動の内容詳しくはブラウブリッツ秋田さんホームページで )

秋田フットボールクラブ株式会社さん、ブラウブリッツ秋田さん、トップスポーツコンソーシアム秋田さんのスタッフに帯同させて頂き、私もボランティア活動に参加させてもらいました。

多賀城、七ヶ浜、塩竈、県サッカー場へと。 何の力にもなれませんでしたが。

何かできればと思い帯同させて頂いたのですが、それよりも大変貴重な体験をさせて頂いたことに、
スタッフの皆様に深く御礼申し上げます。

私が見たものは・・・、本当の被災地・・・。
 
本当の悲しみ・・・、本当の苦しみ・・・。

テレビで見ている映像や、伝えられていることと、直接目の当たりする現実との大きな開き。

これをどんな文章にしようとも、百聞は一見に・・・。 まさに・・・。 

どうやってこれを・・・、無残な瓦礫の海と化した街や、苦しむ人々の姿を・・・。

これらに携わる多くの人々の尽力・努力を・・・、後生に残して行けるのか・・・。

可能ならば、見て来て下さい。  おもちゃのように軽々とひっくり返り折り重なる車の数々・・・。

ここに家や集落があったのかとういうような、見渡す限りでも届かない程の果てしなく続く泥、泥、泥の海・・・。

堀や、高台の崖に押し寄せ集められた、家具、什器、何十何百の家々の瓦礫、そして思い出の品々。

私は泥の中から小学生の漢字ノートを見つけた・・・。 生きていてほしい・・・。 そう祈った・・・。

そうか、まだまだ見つからない御遺体は、この広大に拡がる泥と瓦礫の海に埋もれているのか・・・。

救急隊、レスキュー隊、自衛隊の方々の必死の捜索活動も伺えた・・・。 がんばってください・・・。

自分達の現在の状況、立場、今為すべきこと、本当に起こっている現状、事実、実態・・・。

・・・そしてこれからの未来や人生に何かしらのきっかけになればと考え、何人かの仙台FC選手を連れて被災地に物資を運ぶお手伝いをして貰いました。

恐ろしいほど愕然としたようです。 そして 『 僕は被災者ではないです・・・ 』  と。

事実としては被災の影響は確かに受けております。 困っていることもたくさんあります。

しかし、いつと比べてなのか、誰と比べてなのか、どこと比べてなのか・・・。

不謹慎な発言になりますが、今のこの現実という一番の教科書が誰よりも何よりも教えてくれます。

君達をたくましく育ててくれるのは、今起きている本当の現実を捉えること。

ひやかしや、物見のようなとられ方に聞こえてもいたしかたない。 それでも・・・。

・・・一度、見てきてほしい。 ボランティアも何もしなくていいから。 いや何もできないから。

そして一言、がんばってくださいと声を掛けられたら、それで十分君達は復興に携わっているのだから・・・。

被災地の家々が倒壊し津波で流された瓦礫の集落を選手達と歩いていた・・・。 

ひとりの御老人に 『 がんばってください 』 と声を掛けた。  

御老人は、『 がんばってください! 若い人の力で! がんばってください!! 』 

わたしよりもはっきりとした口調で、元気に答えてくれた。 そして、笑顔まで・・・。

『 はい!! がんばります!! かならずがんばります!! 』

わたしはむしろ元気を頂いた。 

多くの町民がお亡くなりになり、悔しさ、やるせなさがあるだろうはずの御老人に・・・。

ひょっとして、この被災した御老人でさえ、自らに被災者ではないと言い聞かせているのではないかと・・・。

いつと比べてなのか、誰と比べてなのか、どこと比べてなのか・・・ 

『 命がある・・・ まだ幸せだ・・・ 』 そんな御老人の心の内が伺えた気がした・・・。

わたしは、まだまだ現実や人間の強さを何一つわかってはいないのだと感じた・・・。

御老人、心を救って頂きありがとうございました。 

わたしは、  かならず、がんばります。

Published on 2011.03.23 at 13:04 by Sendai FC Staff

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