その言葉はただ口にしても、なんの意味も価値もないものです

昨日は雪上トレーニング。  至って変わらぬトレーニング。

しいて言えば少し?だけ滑るくらいの話です。  

最後に自主トレ? なんでもあり 『 1対1 』  むしろ格闘技か!!?

ボールを奪うというシンプルなこと。 小手先の技など通用しない。

スピードなど、テクニックなど、まったく関係なし。  倒れている方が負け。

倒された奴が弱い。  つかまれた奴が弱い。  ボールを奪えない奴が負け。

至って当たり前の 『 1対1 』 。  雪で滑る足元。 思うように転がらないボール。

しつこくまとわり絡みつく手や、長い?足。  雪上レスリング。  まさにプライド。

カラーコーンゴールを通過する至って普通の 『 1対1 』 。 

しかし普通には終わらない。  長いマッチは5分以上に及ぶ死闘。

お互いつかみ合って転び、絡まったまま動けない。 

ボールは目と鼻の先で雪の上にはまっているのだが、一歩が出ない。  

相手に後ろから掴まれたまま四つんばい、お腹でボールを運んでゴールを通過。

両足を相手に抱きつかれ、片手で這い相手ごと引きずって頭で運んでゴールを通過。

転がりながら相手もろとも身体ごとゴールを通過。

素晴らしいゴールがたくさん生まれました。

私も参加。  雪に足を取られるものの、幼少の頃からの慣れとでも言いましょうか。

雪上で鍛えられた足腰は今も健在。  ちびっ子どもをバッタバッタ。 

( ・・・私よりもすでにデカイ子達が・・・  )  ・・・ちびっ子おじさんがバッタバッタ。

( ・・・おかげで、下半身はなんともないのですが。  腕が重い・・・ )

全部ファールです!!  言わんでもわかるか・・・。

ファールを推奨しているわけではありません。  言わんでもわかるか・・・。

普段仲の良い選手同士が本気で相撲!? いや 『 1対1 』 をする!!

ファールの応酬の汚い勝負が、なぜか清々しさを感じる。

子供ながらに抱えるストレスを吐き出すかのような。 それでいて何の恨みも妬みも嫉みも陰りもない。

照明の落ちた雪明りの中、選手達の荒々しい息づかいと肉体同士がぶつかり合う音。

ウェアの擦りあう音と、全力を搾り出す最後のわずかな呼吸と唸り。

爽やかだ。 いやもっとも爽快だ。 選手達の迸る熱気と直向きさに感じてしまう。

さっきの泥臭い喧嘩のような勝負の後だからだろうか。  

帰り道をにこにこと仲良く自転車を漕ぐ集団に、微笑ましさをおぼえた。  

リスペクト。 尊敬、尊重、相手を大切と思う気持ちとやら・・・。

その言葉は言葉にするよりも、互いが肌や目や心で感じる事により心の底から滲み出すように起こりうるもの。

持ってるね。  君達はとっくに。  あんなに本気で互いが互いをぶつけ合い、そして寄り添える。

言葉に過ぎない簡単な薄い表現より、 君達は本当のその言葉の意味も価値も知っているよ。

ただ、口下手でうまく言葉に出来ないだけでね。 

あれ? 誰かに似てるなぁ・・・   あんまり良くない傾向だが・・・
  
ふふふ・・・。  

Published on 2011.02.02 at 14:03 by Sendai FC Staff

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