おれには聞こえたよ

いつまでもこんなところにいるんじゃない・・・。  早く次のステージに向かえ・・・。

新生仙台FCユースの 初公式大会が始まりました。 

先輩が卒業し、今年の仙台FCユースは1年生だけのフレッシュチームです。

とはいえ、ジュニアから顔馴染みのメンバー。 気心も知れたこと。 クセや臭いまでも・・・。

つい先日まで中学生だった彼らが  簡単に勝たせてもらえるほど サッカーは甘くはない。

承知の上ですが、はじめから挑まないのでは勝負にはならない。

我々はサークルではないのだから。  大会参加の理由は勝つためです。

今年度の目標は ベガルタ ・ モンテディオ 上位チームの待つ、ファイナルラウンドへ進出です!

開始、 予想通りの固さ。  その固さからつまらない失点が2つ。 (・・・いつか見たなぁ・・・。)

頭とは思いどうりに身体は反応してないようだった。 とはいえそれがキャリアを含めた実力というもの。

後半開始早々に一点を返し 反撃開始ののろしが上がったかと思いきや。

6秒後にまたもや失点。   (・・・これもどこかで見たなぁ・・・。)

そのあとは 突き放されるように失点を重ねる。 

人に付いてはいるが、抜かれるのが怖いからか チャレンジのないデフェンスが目立ち、

狙いも持たずに ただただ後ろにずり下がり、 シュートエリアで散々にパスで弄ばれ、

シュートの集中砲火を浴びせられる。  (・・・あぁ  見た見た・・・)

自信をなくしたディフェンスリーダーからは何のリードもなく、 混乱した選手が玉砕覚悟でボールに飛び込む。

崩壊したデフェンスラインに応急処置的に下がってしまったMFは、それ以降攻撃に参加することもなく、

もう一方のボランチは攻撃にも守備にも参加できずたださまようのみ。

必死に返すボールもゴールまで運びきれないオフェンス。

見るも無残な悲惨な光景。 サポーターの必死の応援もむなしく、タイムアップ。  

・・・これを見せたかったのか・・・  おれに?・・・  いや彼らにか・・・・

・・・なんだ、 愛されてるんだ・・・  良かった・・・  まだ見捨ててはいないのか・・良かった・・・

わたしは悲しくはなかった。 むしろ感謝している。 ・・・彼らの目が早く覚めてくれるなら。

私は彼らからいつも勇気を貰ってきた。 彼らを見守り続ける義務がある。

どんな光景も全て受け入れる覚悟はできている。 どんな恥を晒しても。

ありがたい、 またここからはじめられるなら、 今日の日に感謝だ。 はじめられるなら・・・。

敗戦は学びます。  自己の実力を自らが受け止めることができたなら。

答えも出ているのだ。  あとはその答えに 歩を進めるのか・・・ 歩みを止めるのか・・・。

努力という答えに 身を投じることができるのか。  放りなげるのか・・・。

私は進軍する。 たとえ満身創痍のボロボロになろうとも、突き進む。

勝ち負けを競う勝負の世界にいるのだ。 歩みを進めた先に、喜びがあるとは限らない。

しかし、歩みを止めたら、 そこには何もないじゃないか。 

もしかしたら見えるかもしれない 喜びや栄光のために、  私は進むよ。

君達がジュニアのころによく私が言っていた、 『 サッカーの神様 』。

いると思うかい? 私はいると思うよ。 

君達がジュニア頃の最後大会。 覚えているかい?  

最後の試合は 1-5 のボロボロの敗退だった。

そして昨日、君達の初陣。  最初の試合が、 1-5 です。  

昨日の内容は あの時の大会一回戦から準決勝までの全てが凝縮されていたような試合でした。

偶然かな・・・。  ・・・たぶん、君等に伝えようとしているよ。

 
聞こえる? 

早くここから抜け出してネクスト・レベルへ・・・ 次のステージに向かえ・・・

いつまでここにとどまっているんだ・・・  君達はあのかすかに見える光の先に進め・・・

神様も切れたら怖いらしいぜ。 まだ愛されているうちは華だな。

愛想尽かされる前に、さっさと行くぞ!!

Published on 2010.05.17 at 14:38 by Sendai FC Staff

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