終わらない夢

彼は現在19歳。  仙台FCユースの昨年の卒業生。

現在は県内の大学にかよっている。 

昨年、ユース当時の彼の夢はプロサッカー選手だった。 ・・・だった・・・。

全国出場を目指し、全国で活躍することを目標に戦った。

しかし 惜しくも全国の夢は成しえなかった。  彼は答えを出したのだ・・・。

全国出場すら出来ない者に、プロサッカー選手など 夢のまた夢・・・。

現実は厳しいのだ。 プロなど恥ずかしくて口にするものかと・・・。

彼は大会を終え、時間を残したままサッカーボールから離れてしまったのだ。

私は必要以上に追いはしなかった。  私にもその経験があったから・・・。

現実を体験した私にはその苦さが痛いほどわかっていたから。

私も強がり、サッカーを忌み嫌い、 無理矢理に目を背けた時代があったから。

そんな時は誰に何を言われても心は開かないものです。

私はサッカー以外の何かをあれやこれやと弄った。  この気持ちを誤魔化せる何かを探した。

そんな気持ちで何年放浪したか。  

だから、彼の行動もおおよそ検討が付いていた。 何かを探す日々を・・・。  

きっと空虚な日々にいらだちを覚えたのだろう。 

卒業後、度々練習に顔を出すようになった。 私は何も触れず一緒に汗を流した。

社会人チームの紹介などもした。  練習試合などにも参加させた。

彼が探している何かを気付かせる為に・・・。  言葉にはしなかった。

そして やがて彼は探していた何かに気付いたのだ。 この空虚な日々を打ち破る答えに。

それは、あの日あの時答えを恐れ、夢から逃げてしまった自分を見つけたのでした。

『 プロサッカー選手になりたいです。 プロテスト受けたいです。 』

彼は重い扉を開いたのでした。  

彼にJFLのチームのテストを紹介した。  現在合宿に参加中。

今、現実の厳しさを体感していると共に、もうひとつの気持ちに実感していることでしょう。

それは、夢を追い、夢の中で味わう、清々しさ。  夢に生きる、生きている実感。

たまんねぇだろうなぁ  ビリビリしてんだろうなぁ。

いつも吸ってきた空気と違うだろう、 目に入る景色も違うだろう、 最高だろう。

夢や目標をもって生きることは、君の感じる全てを変えるんだよ。

そりゃいいことばかりはないさ、むしろ結果は残酷なこともあるさ。

でも  死んでるみたいに生きたくはないだろ。  

結果はどうあれ、今 彼は生きて行く強さを見つけた。

自分を騙さないこと。 自分を晒すこと。 夢を捨てないこと。 

夢は終わらないこと。  

私の願いはただひとつ・・・。  精一杯! 楽しんで来い!!

夢の続きを 楽しんでこい!! 

Published on 2010.02.16 at 14:50 by Sendai FC Staff

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