9月12日 あの日・・・ 

座り込み  立ち上がれなくなった選手。

未だ  受け入れられず   呆然とする選手。

顔を 覆い隠す選手。

堪え切れず 泣き出す選手。

唇を強く噛み 我慢する選手。

人目も憚らず大声を上げ 泣く選手。

肩を叩いた選手は 泣きながら  『  すいません  』

と 言葉にならず。

健闘を称えようと近づいた選手は  『  守れませんでした  』  

と 私に顔向けできないかのように  泣きじゃくり  拒んだ。

 

もう一度やり直せるなら・・・。   私だけではなく、 力を出し切れなかった選手なら なおさらの事。

あれから  時が止まったかのように途絶えてしまったブログ。

夢は  届かず。   準決勝・敗退。

ここまで苦しい試合を  勝って涙してきました。  

悔しい涙を流したくなければ  勝ち続けなければならなかったのです。

しかし  最後は悔しい涙を流すことになりました。  

確かに技術として及ばないところもあった。

でも勝敗はいつも技術が勝る方に転がるわけではない。

しかも全力を出し切ったわけでもない。

仙台FCらしいサッカーができたわけでもない。

でもそれが実力というもの。

コンディション、プレッシャー、モチベーション、キャリア。

全て含んで強いチームこそが 真の実力というもの。

勝者に届かなかったところです。

いろんな理由が 今冷静になればそれぞれ浮かんでくる事と思います。

私は嘘つきだ。  必ず連れて行くからと  厳しい練習を与えてきた。   

『  ごめん  全国に連れて行けなかった  ごめん  』

自分達以外は、 誰しもが予想しなかった 仙台FCのベスト4進出。

苦闘の3年間。  弱い仙台FC。  ヘタクソ仙台FC。  

クラブがなくなるとまでバカにされた仙台FC。  

選手が入らない仙台FC。   

でも 君達は あきらめなかった。  そんな言葉に負けることはなかった。

むしろ  いつもたくましいくらいの笑顔で  耐え抜いた。

いつか  大逆転を起こす  その日がくるまで  泣き言も言わず  戦ってきた。

あの日  こらえきれず  みんなと泣いてしまったけど、

悔しい涙だけがこぼれたわけじゃないんだよ。

本当に感謝でいっぱいになって流れた涙も たくさん混ざってたんだ。

君達と同じくらい悔しい気持ちで戦ってきた3年間。

こんなにいいチームなのに、なんで誰も信じてくれないんだろうと。

自分の力が足りず、選手の君達にはつらい思いをさせてしまったことに、

本当に申し訳なくて    苦しくて苦しくて。

でも  いつも君達に助けられてきたよ。  

君達が守る仙台FCが、 いつも勇気を与えてくれた。

君達とだから  乗り越えられた。

ここまで連れて来てくれた君達に 感謝が溢れてしまいました。

『  ありがとう  本当にありがとう  』

Published on 2009.09.29 at 15:24 by Sendai FC Staff

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