手紙

『  おまえは 複数のポジションをやらなければならないから、

   各ポジションでのポイントを帰ったらノートにまとめておくんだぞ。 』

わたしはキャプテンに言った。

『  って言っても  おまえやらなそうだなぁ。  後で抜き打ちで見るからな!! 』

と冗談を交わした、 昨日。

明日に準決勝を控えた 本日の練習前。  送迎バスで待ち合わせた彼に私は言った。

『  昨日ちゃんと書いたのかぁ?  どうせ寝たろ。  』

『  眠くなりながら ちゃんと書きましたよ!!  ノートも持ってきました!!  』

と 彼。

ノートには しっかりとポイントがまとめてありました。

『  勉強でノートには書かないけど、 サッカーならノートに書くんだなぁ。  』

冗談を言いながら   ふと  次のページに目をやった私は、

胸がいっぱいになり、 冗談を言う言葉も詰まり、 息さえも詰まらせた。

いっぱいに詰まったものを やっとの思いで体外に排出させたのは、 涙でした。

『 絆 』  と大きく書かれた先には、 私と仲間への手紙が書かれていました。

『 三年間の集大成!!

  練習した数、ダッシュした数、怒られた数、涙した数、笑った数、遊んだ数は

  どのチームよりも多かったですよね!? 代表。

  自分は本当に仙台FCでよかったです。

  時には、プレーがうまくいかなくて家で1人泣いた日もあった。

  本気でサッカーをやめようとしたときもあった。

  けど 代表やみんながいてくれたおかげで今自分は、

  サイコーの仲間とサイコーのコーチたちとサイコーの仙台FCで

  サイコーの舞台に立てています。

  みんなには本当に感謝しています。

  サッカーという名の種をまき。

  努力という名の肥料をやり。

  汗という名の水をやり。

  仲間という名の太陽を浴びれば。

  勝利という名の花が咲く。  

  これからも自分と仲間でいてください。

  絶対  全国行こうね。          』

君達に出逢わなければ、 私はただ老いていく流れに逆らうことなく、

必要以上に夢も見ずに、 それなりに少々の楽しさを求めやり過ごしていたでしょう。

生きるという責任だけをやり遂げる それだけを。

埼玉の大ちゃんへ  今 物凄く 生きてることが大好きでたまんねぇよ。

ありがとう  君はアニキ想いだよ。

こんなすばらしいことに 引きずり込んでくれて。

出逢いは 偶然の奇跡・・・。

僕らは何かの渦に吸い込まれるように・・・。

時を経て、 渦の確信を掴んだ。

僕らは 光栄に満ちた眩い光の渦に吸い寄せられたんだ。

渦の先にかすかに見える夢に魅せられて。

そして偶然の出逢いは、 いつしか夢を掴む戦うための必然の仲間となり・・・。

今 夢に届くんだ。

もう少しで夢に届くんだ。

私の胸に届いた手紙は  チームを更にひとつにしました。

絶対行こう!  全国!  

みんなの夢  みんなで掴もう!!!!!

Published on 2009.09.11 at 15:25 by Sendai FC Staff

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