心の栄養

夏が来ます。  去年はたくさんの思い出を作ることができました。

悲しい事に 私には中学の夏の思い出がほとんどありません。

部活だったこともあって 合宿、遠征もなく 練習試合もごく数回でした。

サッカー以外の思い出も少ない気がするのです。

思い返す記憶が衰えてきているのもありますが・・・。

この歳になって思うのです、 もっと何かしておけばよかったなぁ  と。

今の子供達はクールだから 現実的な答えを持っています。

確かに  『 思い出 』 は財布の中も お腹の中も 満たしてはくれません。

成績も上がるわけではないし。

では 『 思い出 』 とは。

生きてきた軌跡を 自らに伝えてくれるもの。

私は現在生きていますが 中学の生きた軌跡が足りない。

いわば目標もなく 怠惰に過ごしてしまったからだ。

その時私は 死んでるみたいに生きていただけになってしまう。

必死に思い返そうにも なかなか出てこない。

こんな時 あの頃の仲間と話せたら きっと断片的に現像され、
 
『 思い出した! あの時・・・が・・・だったよな!! 』  頭の中でショートフィルムとして映像される。

しかし その仲間とも交流はない。

忘れない思い出を一生懸命作るべきだった。 怠けずに精一杯作るべきだった。

誰かに話せる思い出をたくさん残しておけばよかった。

誰かの思い出話を聞いて 共感してあげられるように、 自分ももっと経験しておけばよかった。

人の喜びがわかるように、人の痛みがわかるように、 たくさん経験していればよかった。

  

そう 『 思い出 』 は 財布もお腹も満たしてはくれませんが、

心を 満たしてくれます。  

ご飯を食べて 骨や筋肉が成長していくように、 たくさんの経験は たくさんの思い出を作り、

思い出が心を成長させていくのです。

お金、時間、生活、物、仕事、余暇、家族、恋人、仲間、 生きていくうえで必要なことは たくさんあります。

しかし何をするにしても その一番大切な中心にあるものは 『 心 』 です。

忘れないたくさんの思い出をつくり、 今しかない青春という栄養を心にたくさん与え、

心を豊に成長させてください。

将来 君達にどんな未来が訪れるかは 誰もわからない。

でも どんな状況になっても、 心だけは失わないように。

豊な心さえあれば どんな人生も楽しく思えるものです。

今年の夏は一生忘れられない思い出を作ろう。 

未来の君達自身のために 思い出をたくさん作ろう。 

Published on 2009.07.08 at 15:33 by Sendai FC Staff

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